ブログ坂

ヨサカコーメーの自己顕示欲の掃き溜め

夢園の初めに

物覚えがいいことが唯一の取り柄だと思っているが、
ブログでどんなこと書いたか忘れた。
けど見返さない。
どうもヨサカコーメーです。

 

前ドラム、イトウツヨシ脱退から早いもので約一カ月。
不仲で脱退したわけではないので、一緒に遊びに行ったりもした。
相変わらず元気そうなので安心してほしい。


イオラシャインとしてはドラマーがいなくなるのはかなり痛手で、
イトウくんの即興演奏力に頼っていた部分も多かったため新曲作成は難航していた。
しかもライブもしない(まだ)メジャーじゃないバンドはぷーもぷーだし、
俺個人としてもフラストレーションを抱え続けた自粛期間だった。

 

ヨサカというやつは不思議なもので、
精神を追いつめれば追いつめるほど、
その時の心理状態とまったく真反対のテーマが浮かび上がっている。
おそらく「そうなりたい」という願望を具現化しているからだとは思う。

 

日々の楽しいが続かないことを予感しつつ、
ぬかるみの温かさにとどまっていた自分を嘲笑っていた"希望論”

自分のことに精いっぱいで他のことがなおざりになっている状況が嫌で、
聴いてくれる人のために曲を書きたいと思い作成した"Yours"

何事にも答えが出ず、成長できている気がしなかった自分のアンチテーゼとして、
ルーツの音楽性を織り交ぜた"ANSWRTLK"

 

そんなテーマがそれぞれの盤に込めて作成したつもりだ。

 

 


そして!今回は!
「ワンダーランド」が大きなテーマとなっている配信シングル群、
"Before Dre(a)m"を9/23にリリースします。

 

テレビ番組の憧れていたスターや、
大好きだったあのバラエティ番組が色あせてしまったのはいつからだろうか。
照り返すような日差しをただの温度として感じたり、
大きく浮かぶ入道雲をただのH2Oとしてしか認識できなくなったのはいつからだろうか。

少なくとも俺がそう感じるようになったのは、
自分の中からあこがれの世界、ワンダーランドをイメージできなくなってからだと思う。


想像すればいつだって空は飛べるし、
悪いやつだってやっつけられるし、
素敵なお姫様と結婚することだってできるし、
主人公を救うニヒルな悪役にだってなれる。
そんな簡単なことを忘れていた。

 

 


「主人公になりたい」って曲が"ANSWRTLK"に収録されているが、
今回は"なりたい"ではなく、聴いているみんなが"なれる"ような作品作りを目指しています。
ぐちゃぐちゃのおもちゃ箱のような、そんな音楽。
それがずっと目指しているものでもあるし、俺の本質なのかもしれない。

 

 

"Before Dre(a)m"の第一弾は「アイクルシー」というタイトルです。
みんな、推しはいるかな!?
俺はね!キンg(中略)

 

…「推し」って言葉、判る人には判ると思うんだけども、
言語化せよとなると途端に難しい。
ただ、自分の中でしっくりくる推しへの感情が「愛くるしい」だった。
「愛している」だとちょっと違うというか、
家族や恋人に対する感情になってしまうような印象。
かといって「好き」だと圧倒的に言葉が足りない。


「愛くるしい」か。
うん、いいな一番しっくりくるな。

 

 

 

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ひょっこりうさぎさん。実はウサギだけ影がなかったり。

 

 

ジャケットでお分かりになるように、
裏テーマとして「不思議の国のアリス」を掲げています。
アリスの代表色ともいえるあのスカイブルー、
無邪気で奔放な性格など、
非常に無自覚だったがかなり個人的に刺さるようで。
歌詞にもたくさんネタが仕込まれてますので、
9/23をお楽しみに!

 

以上、最近手汗が止まらないヨサカコーメーでした。

 

 

 

 

 

 


あ、10/8にめちゃくちゃ久しぶりにホーム吉祥寺Planet Kでライブします。
先着80人限定と制限ありですので、
ご予約はお早めに!
皆さんとお久しぶりにお会いできるのが楽しみでならない。
やってやっぞ~!


(イベントの詳細が送られてきた時、笑いすぎておでんのつゆこぼした)

 

 

 

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~ライブ情報~

10/8(木)at 吉祥寺Planet K
「新生イオラシャイン爆誕祭」
~社員2人 バイト1人~

Open 19:00 / Start 19:30
前売 \2,000 / 当日 \2,500
(別途ワンドリンク購入必須)

 

出演
・イオラシャイン
・SAYONARA HATE TOWN
ラクルイノヨルニ

 

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つよしこの夜

「つよしこ」ってどこの女よ!!


あ、どうもヨサカコーメーです。

 

 

昨日イオラシャインからDr担当のイトウツヨシが脱退することを発表いたしました。
元々脱退自体は12月くらいから決まっていて、

4/29のツアファイが最後になる予定だったんだけど、

昨今の情勢を鑑みてこんなに伸びてしまった。。。
「待たせてごめんね」ってのはなんか違うと思うけど、

伸びに伸びてしまって悪かったな。

 

 

イトウツヨシという男と出会ったのはもう3~4年前か。

イオラシャインで吉祥寺Planet Kに出演したとき、

彼は違うバンドで出演していた(バンド名言ったほうがおもしろそうだが、かわいそうだし伏せる)

今のイオラと違って、そのバンドでは比較的スローテンポの楽曲を演奏していたイメージがある。

 

「いいドラム」の定義は人それぞれあると思うが、

俺が好きなドラムに当てはまっていた彼はその日の中でも特に印象に残っていた。

当時はそのトチ狂った性格には気付けず、

radioheadOasisの話をしたのを覚えている。

 

 

それから再会するのは約2年後、

イオラからメンバーが抜け、「一人シャイン」なんて揶揄されていたころ、

ちょうどイトウくんのバンドも解散して間もないころだった。

 

それに気付いた俺はすぐTwitterでDMを送り(現代っ子万歳)

ベースレスでスタジオに入った後、新宿の花の舞で話をした。

 

久々に会った気はしなかった。

彼の人柄もあるんだろうか、お酒もご飯も話も大変進んだ。

 

その後、初のレコーディングを済ませた後にベースのイシハラも加わり、

現3人でのイオラシャインの活動が始まったというわけだ。

 

なんだかんだ6年も続けているイオラシャインとしてのバンド活動の中で、

俺が思い描いていた活動ペースや曲調、

または俺も想像ができなかったようなことが沢山起きたと思う。

 

 

 

本人は見ていないと思うので書くが、

8/8のフライヤーを作っているとき、

彼の写真がほとんど笑顔ばかりで不思議と泣きそうになった。

俺たちに見せてくれた笑顔を、これからもいろんな人に見せてあげてほしい。

ただ周りに迷惑をかけるのはほどほどに。

 

 

 

イトウくんがイオラシャインとして演奏する場はあと残り2回となりましたが、

彼を最大限煌めかせられるよう、尽力いたします。

どうぞよろしく。

 

 

 

 

 

 

 

彼のおかげか、はたまたせいか、

ラムソーダは思い出のお酒に変わりそうだ。

 

 

 

 

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2020.7/30(木)at 下北沢CREAM

きしぱん×CREAM企画 『SISTERS2』

open 17:00 / start 19:30 charge : ¥1,000(D別) 唐揚げ食べ放題

 

出演

・LOVE LIKE BEER

・YUEY

・イオラシャイン

DJ:ちぇるかたくりすてぃ

 

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2020.8/8(土)
有料配信ワンマン

「イトウツヨシ退社式」

Start 20:00 / Ticket ¥2000- ※投げ銭に各種リターンあり

 

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数年前の自分はいつだってダセェ

 

 

最近嫌に体調が悪く、熱もないのでモヤモヤしていたが

晴れた途端体調がよくなり心のモヤモヤも晴れました。

 

ヨサカコーメーです。
自律神経くん(ちゃんだっけ)は今日も絶好調だ。

 

 

 

 

みなさん、好きな漫画はあるだろうか?



どんなコンテンツにも「1番好き」を即答できなければならない

というような風潮は好きではないが、

比較的「My Favorite Things」は多いほうだと思う。

 

 

確か19歳の時、きっかけは忘れたが好きになった漫画がある。

聲の形」という漫画だ。

 

聲の形(1) (週刊少年マガジンコミックス)
 

 

簡単に説明すると

耳が聞こえない女の子と、その子をいじめていた男の子の話。

テーマがテーマなだけになかなか手が出づらいだろうが、

是非読んでほしい作品です。

 

 

 

 

この漫画をのめりこむように読んでいた時ふと、

「俺は音楽がなかったら人としてただの雑魚なのではないか」と思ったことがあった。

 

 

音楽があれば雑魚じゃないのかって聞かれれば少し困るけど、

ヨサカ - 音楽 = 雑魚であることは間違いない。

 

 

そのさらに数年前、確か17~8歳の高校生活を全く謳歌していなかったころ。

「俺は音楽さえあれば他はダメな人間でもいいんだ!」と意地を張っていたことを思い出し、

非常に情けなくなった。

 

聲の形を読んで気づいたそのタイミングで、

幸か不幸か彼女にもフラれた。

 

「君のここがダメなんだ!」というところをすべてぶちまけて去っていった彼女だが、

俺に大事なことを気づかせてくれたと思う。

 

 

 

 

今、目まぐるしく遷移しているこの時代で込めたストレスを、

「ライブをして発散しなければ!」と考えてしまった自分はあまり成長していないかもしれない。

 

 

 

自分よがりのライブなんて俺も観たくないし、

ライブハウスは「みんなで」楽しむものだ。

 

 

 

ただいまだけは偲んで、居場所を守り続けよう。

 

未来の自分に「ダセェ」って言われたくないから。

 

 

 

 

 

こんにちは自律神経君

 

 

自律神経という言葉を知ったのはいつ頃だろうか。

 

 

まだ25歳だが、若さというのは恐ろしい。

中学生のころ初めて立ち眩みを経験したときは愕然としたものだ。

肩こりも中学生からなので何かとジジ臭い。

生クリームで胸焼けするなんて迷信だと思っていた。

というよりも胸が焼けるってどんな感覚なんだろうと想像の域を出なかった当時のヨサカ少年、ちょっとかわいいではないか。

今ではショートケーキも食べきれないぞ。

 

 

20歳頃、とてもよく体調が悪くなっていた。

風邪っぽいというか、熱っぽいというか。

10日間で元気な日はせいぜい三日くらい。

あまりにもよく体調を崩すので病院に行ったところ、

「自律神経」というものを伝えられた。

 

 

それ以来季節の変わり目は本当にやねこい(広島の方言、調べてみてね)

真冬なのに気温変動が激しかった時期は、

ホットドリンクをつかんで離した後の汗でびっくらこく。

因みに今この文を打っている間もキーボードはベシャベシャになっている。

 

 

 

 

自律神経抹殺曲、「二度と」は現イオラシャインメンバーになって初めてレコーディングした曲。

テーマになった時期のちょうど一年後ぐらいに取った曲で、

このブログの公開日から考えると約2年前の曲になる。

 

 

自分で作った曲というのはとても不思議で、

ある程度形が作られてくると、作曲者の手元を離れ

曲が「生きだす」のだ。

 

俺が「こういうフレーズを入れたい!」とか、

「こんな歌詞にしたい!」と思うんじゃなくて、

 

「こんなフレーズを入れないといけない気がする」

「こんな言葉を入れない以外は考えられない」

 

そんな気持ちになるのだ。

 

 

 

久々に会った「二度と」君はとても生き生きとしていて、

俺に知らないことを沢山教えてくれた気がする。

 

 

 

自律神経君が俺の中で頑張ってくれているのなら、

是非一度お会いしてセイハローしたい所存。

「君ももっと生き生きしてくれていいんだぜ」って。

 

 

 


イオラシャイン - 二度と【Lyric video】

 

もうちょっとで1000再生届きそうでとてもうれしい。

やっぱりパワーがある曲はみんなに伝わるんだね。

 

 

 

たまにライブ会場で話しているが、

一生失恋し続けたら名曲量産できるわ。

辛いからしないけど。

「虫の善し悪し」を人が決めていいのか



サウナ行きたい。
ヨサカコーメーだよ。おはよう。




いつどの時代に生まれてもそれなりの苦難や悲劇に見舞われるものだとは思うが、
それにしてもすごい時代に生まれたなとつくつく感じる今日頃です



「日々に疲れてしまわぬように」と"町"でも歌っているが、
本当にその通りだなとしみじみと感じる。
みんなも日々に疲れてしまわないよう、心に余裕を生み出してくれる大切なものを大事にしましょうね。


 

 

 


StayHomeを私なりに楽しんでいるわけだが、
バンドマンのYouTube進出についてひとつ思ったことがある

 


個人的には仲のいいバンドマンや、単純にファンなバンド、
または大御所バンドがライブ映像を配信していたりとなかなかうれしいことばかりだ。

 


Number GirlZepp公演が見れたのは本当に感動した。


 

 


だけどもだけど。
YouTubeの制約を超える、つまりは配信の自由度や利便性を高めるためにはチャンネル登録者数がたくさんいないといけない。
イオラシャインも4/29に配信ライブを控えており、これからもどんどん皆様に何か届けられたらと思っている。
そこでただ「俺たちがYouTubeの活動を収益化するためにもチャンネル登録お願いします!」とか言って
何も発信しないのは虫がいい話ではないだろうか。

 

 

 

 


残念ながら俺は腰が軽い方ではない。
何かを始めるのにも遅く、口先だけ達者になることが多いんだ。
でもさ、そろそろ自分で気付くべきだと思うんだよ。
今、みんなが何を求めているのか。
何が足りないのか。

 



ステージ上や曲中では俺様なのに、私生活は自分を卑下し続けてるだなんてつまんないよね。
俺の美談とか、苦労話とかどうでもいいからみんなに何か届けようと思います。



自分には届ける力があると、そう信じて。






嘘にならないよう、ここで宣言しておきましょう。
会場限定で販売した「ドラマ / 二度と」に収録されている「二度と」、
会場での販売は行わなかった「優しい風」を3日以内にYouTube上にアップします。


ぜひイオラのチャンネルをチェックしてみてください。
収益化とか、今はどうでもいいから
もっとイオラが頑張ってから考えるね。
決してイオラシャインが売れたくないわけじゃないので、

チャンネル登録してくれると嬉しい。

でっかくなるぞ、俺たちは。

https://www.youtube.com/channel/UCiVz1oS2e-xIqDzVdJiXVbA



P.S. 「虫」というのはInsectのことではないらしいのですが細かい男は嫌われるぜ。
だから俺モテないのか

地元愛ってよく見ると名字みたい

 

 

 

そう思ったのは私だけでしょうか。

どうも、ヨサカコーメーです。

 

いつもはパソコンから更新しているが、今回はスマホからなので少し行間とかが違うかもしれない。

 

まあうまいこと行間を読んでもらえれば嬉しい。

 

 

 

 

 

昔から脳内でいろいろなストーリーを考えるのが好きだった。

それ故にゲームシリーズをナンバリングタイトル13個分考えたり、

不思議な街の設定や人物の名前などを書き連ねている時期があったり。

そのノートを5年越しに見た時の衝撃ったらないよね。

「レイブン(raven)」というカラスをかっこよく呼んだ英語があるのだが、

ローマ字で「reibun」とノートに書かれていたときは五回死んだ。

 

それ以降、あまり自分が作ったものを振り返らない癖がついていたように感じる。

作文は特に。

 

 

 

そんな虎さん馬さんに轢かれたことがあるヨサカだが、

このブログは比較的読み返している。

それで誤字あったら世話ないけどな。

それで思い出したのが、一番最初のブログで書いてあったこと。

若い国語教師のお話。

 

地元に帰ったという事で、少し思い出話でもしようと思う。

 

 

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さあはじまりはじまり

 

 

 

 

 

元々ヨサカ家族は転勤族だった。

記憶もはっきりしない幼子のころは山口県にいたり、広島県でも福山市というところにいたり、割と転々としていた。
それ故、幼馴染というものが非常に羨ましい。

 

そんなヨサカ少年が呉に行きつくのは小学2年生の事。

親の仕事の関係もあり、病院のすぐ近くのアパートにしばらく住んでいた。

 

 

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海猿で有名な200階段。こんな坂が至るとこにある

 

ひたすら坂が多い町だった。

5、6年住んでいたアパートも坂の上にあったし、

小学校への通学路もめちゃくちゃな坂の上にある神社を通っていた。

中学校に至っては坂の上にあるが故、

グラウンドと校舎の高低差が10メートル移動あるという意味の分からなさ。

すくすくと育っていったヨサカ少年。

 

 

 

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潜水艦は割と気軽に浮いてる

 

そんなヨサカ少年が音楽と出会ったのはかなり早く、幼稚園の頃からピアノを習っていた。

といってもピアノに対する興味がほとんどなかったため、今でもピアノはまともに弾けない。

ただ、おかげさまで耳はとても”音楽的に”よくなった気がする。

 

 

小学4年生の時には地元の少年合唱団に入団。

男女混成の合唱団は多いのだが、少年のみの合唱団は非常に珍しいらしく

全国大会への出場を兼ねてよく旅行へ飛び出していた気がする。

 

 

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造船所と撮るイトウ

 

 

中学。

ゲーセンにはまる。

休みの日はずっとゲーセンで音ゲーをやり続ける日々。

ギターとドラムを模したゲームがあり、そこで初めてロックに触れた。

中3の夏にジャックショップへ走り、すでにギターを始めていた友人の勧めで

7000円の赤いストラトキャスターを購入。

メーカーは「SELDER」だった。

 

 

残念ながらそのゲーセンは高校に入ってからしばらくしてつぶれてしまった。

 

 

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どや坂

 

高校はひたすら軽音楽同好会の部室でギターを練習する日々。

同好会ということもあり活動は非常に緩やか。

やる気が空回りして色々と迷惑をかけたが、最終的にはけいおん!放課後ティータイムがひたすら続くような幸せの空間だったと思う。

高3で受験ムードの中AO入試で早めに進路が決まった俺は、吹奏楽部へ(半ば強制的に)入部。

その時に教わったメンタル的なことは今でも俺に根付いている。

恩師とはまさにあの方のことを言うと思う。

 

 

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海軍カレー。実際に出されている巡査艇や潜水艦の味に基づいていて、店によって船が違う。

 

 

 

 

メンバー二人を地元に連れてきて色々と紹介したとき、

「俺意外と地元愛あるんだな」と実感した。

おそらくだけど、地元のスポットを紹介していた時の俺の顔は生き生きしていたと思う。

 

2度も地元のタワレコでイベントをさせていただけて本当にうれしい。

色んな事情で暗い世の中になってきた2020年、

何としてでも明日へつなげていこうじゃないか。

 

 

 

 

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PS:第二の地元、吉祥寺でツアーファイナルやります。

来てね。

 


イオラシャイン1st Full Album Release Tour Final
「ANSWERTALKERS」

Open 18:00 / Start 18:30
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000 + 1Drink

イオラシャイン
Ulon
SAYONARA HATE TOWN
ZaLoud
WELL DONE SABOTAGE
​あの娘の代わり

 

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セルフライナーノーツってやってみたかったんだよね。夢が叶った。


前回から引き続いて文を書こうとしてたら、
広島でのインストアライブも終わってました。

どうもヨサカコーメーです。



広島冒険記はこれまた次回にでも。






”ANSWRTLK”が発売したら、曲の解説がしたいとどこかに書いた気がするので、
あまり冗長な口上はここらへんにしてひたすら曲解説をしていきたいと思います。勝手に。






1. 「Answertalk」


タイトル曲でもある1曲目。
アルバムタイトルの”ANSWRTLK”だけをパッと見ても
「なんじゃこりゃ!!読み方わからんぞ!!」と思われるかもしれないが、
その『答え合わせ』がこの曲でできるという仕組みになっている。
アルバムの中では比較的最近にできた曲。
この曲の聴きどころは一番最初の「ピギーーー」
サウンドP五味さんいわく「Sonic Youthじゃん」



2. 「天晴」


うちの母はずっとこの曲の読みを「テンセイ」だと思っていたらしい。
”Yours”完成とほぼ同時期に作曲したので、このアルバムだとかなり初期に完成していたもの。
まあライブでもよくやってたからね。
”Yours”の一曲目になりうる曲を!と思って勢いで作曲したのだが、
全然”Yours”のイメージと違ったため収録が先送りに。
ボーカルの最高到達音がなかなかに高く、一度OKテイクにしたものが満足いかなかったため
実は期間をあけてボーカルの取り直しを行っている。
だいたい15分くらいで原型が完成したはず。
爆速で作曲した方が人気曲になりやすいみたいだ。
ちょっとややこしい日本語が出てくるが、そういうお年頃かもしれない。



3. 「激怒」


たいていの人が経験したであろうイライラをまとめた曲。
ただキレてるだけに留まらず、人にイラついてるんだったら自分も同じようなことをしないように気をつけようぜって呼びかけてるつもり。
月に10曲以上作曲してほとんど没にする生活を続けてきた結果、脳内作曲が可能に。
その力を使ってイントロ以外は完成させた気がする。
ライブのMCでもよく言っているが、2Aの「遅刻してきたくせにタバコ吸うな」はDrのイトウに向けて言ってます。
オクターブファズをイントロで使っているため、右耳だけで聴くとまさに工事現場。



4. 「全部言い訳」


これは比較的新しめの曲。
スタジオで新曲を考えていた時偶然イントロが生まれて、そこからどんどん湧き出てきたタイプ。
メンバーには「洋楽のロックっぽい」と言われた。
五味Pには「ギターソロがLAメタルっぽい」と言われた。
ヨサカ的にはダンスナンバー + 丸の内進行。
2サビ後「ウォーオーオー」の部分がFFⅣの洞窟のBGM「Into the Darkness」に似ているような気がしたけど全然違った。
いい歌詞だなぁ…



5. 「僕らの証明」


三連が続く行進曲みたいなナンバー。
コーラス多し。ギターの本数も多し。
ライブでの再現が難しいため、今この文を書きながら頭を抱えているところ。
2サビ後の左右で鳴っているギターっぽくない音はメロトロンのモデリング音で、
それぞれ声、フルートのサンプリング音。
初期タイトルは「私怨」でした。
知り合いのバンドマンに関する感情を、自分なりに再解釈して書いた歌詞です。



6. 「勝手に殺すな」


物騒なタイトル…
「卑屈すぎるか」って歌ってるけどいや卑屈すぎるよ十分に。
すごーく分かりやすくダンス調。
正直言って、思っていることは全部歌詞に込めてあるので詳しく話すことがない
ラスト大サビ前のスネアにリバーブはちょっとこだわった。
通称風呂リバーブ。略してフロリバ。フロリダみたい。



7. 「年齢制限」


愛煙しているラーククラシックマイルドに関して書いた曲。
廃版になったらタバコやめる。
シガーキスにはいろいろな暗喩が込められていることが多いが、まあご想像にお任せする。
pixivで「シガーキス」と検索すると幸せになれると思う。
サビのコード進行がなかなかに頭がおかしい。
音楽理論にはあまり明るくないのだが、まじめに分析するとすごいことになりそう。けどやらない。



8. 「町」


地元「呉」に向けて歌った曲。
オリオン座を探したあの坂、れんが通り、てつのくじら、宝町、真っ赤な花の椿だったり、いろんなワードがちりばめられている。
すごくわかりづらいが、2サビ後の間奏にカリンバというアフリカの楽器が入っている。
俺が大好きなradioheadの「High and Dry」をちょっとイメージしてる節があるアレンジ。
キーを1度変更して竿もの陣を録り直したのだが、思った以上にいい感じになったため、
もともとシングルのB面予定だったところをアルバム曲へと抜擢した。



9. 「主人公になりたい」


前に”ANSWRTLK”の元ネタが金色のガッシュであることをお伝えしたかと思うが、
あのマンガで好きなキャラは主人公のガッシュ・ベルではなく、ゼオン・ベルである。
何かと脇役が好きなヨサカではあるが、人生の主人公は自分自身だ。
自分が好きな作品の「主人公」のようにちゃんと生きているのか、自問自答しているような歌詞。
Bメロの合唱曲っぽさが異常。
あと青春パンクっぽいことやりたかったから作った曲でもある。



10. 「残念賞」


個人的推し曲。めちゃかっこいい。あと過去最高に音が重い。
曲の原型自体は19歳の時からあるので、6年越しの登場である。
イオラでこういう曲調をやると思ってなかった。
メインリフはジャズマスターで録っている。
ジャズマスじゃないと出ない音。案外ヘビーなサウンド向いてるのよ。
「頭でっかち成人」っていう歌詞が好き。
2サビ後の間奏は一応TK from 凛として時雨リスペクト。



11. 「共感性がないと死ぬ」


ライブでの人気が高い曲。
This is Good Melody
いわゆる”ギターロック”のバンドとよく対バンするが、
同棲している彼女についての曲とか古着屋のにおいとかもう聞き飽きたなと思って書いた曲。
ひねくれ者でごめん。
最初だけ聴くと「愛して」って言葉になるところも皮肉だったり。
バンドはね、共感性がないと死ぬんですよ。



12. 「黄昏を追って」


インストアライブのMCで2/2回泣いた打率10割の曲。
とある解散したバンドに向けて書いてる。
Bメロがちょっと和風で好き。
なかなかにギターを重ねていて、ラストとか合計五本鳴ってる。
ワンマンライブの最後とかにやりたい。
「無色透明の銀」っている歌詞が好き。











それぞれにいろんな思い出と想い入れがあるが、どの曲が好きか決めるのは聴いてくれているあなた次第。
あなたの新しい思い出になれますように。

 

 

 

 

 

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地元の海から見えるエモエモ景色で今回はお別れ。またネットでお会いしましょう